
私は23歳のとき、小さな手作りのヨットで、たった一人、太平洋横断に漕ぎ出しました。航海中、ヨットの転覆、孤独感など幾多の困難はありましたが、147日目、憧れ続けたアメリカのサンフランシスコ港に到着しました。
中学3年生の時からの夢でした。18歳の頃、毎日悩み苦しんでいましたが、「今、逃げたら一生後悔する」と思い、太平洋横断の実現に向けて、第一歩を踏み出したのです。負けそうになる自分に勇気を与えてくれたのは、私を支えてくれた方々の願いと祈りのおかげだと思います。
青春とは自己の可能性に挑戦してみようとする冒険心だと思います。勇気を出して、第一歩を踏み出してみませんか。
学校法人山口精華学園理事長
岡村精二